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注意事項

マカオのカジノはオープンな雰囲気で気軽に入りやすいのが特徴だ。普段は経験できない豪華絢爛かつ賑やかな非日常空間でもあり、つい興奮して羽目を外してしまいがち。マカオのカジノを思う存分楽しむためにも、事前に知っておきたい基礎知識と気を付けるべき注意事項についてのポイントをまとめておこう。ちなみに、最も大切なのは深みにはまらないこと。自分自身をコントロールする強い意志を持つことがカジノを楽しむ上で最も大切といえる。

入場に際して

■営業時間
マカオのカジノは基本的に年中無休の24時間営業だ。たとえ台風警報が発令されていたとしても、カジノは粛々と営業を続けている。ただし、客の少ない早朝や午前中はオープンしているゲーミングテーブルが少ないので選択肢が狭まる。多くの台を比較した上で勝負に臨みたいという場合は、客の多い夜間や週末を狙って訪れたい。

■入場料
マカオのカジノは、マスゲーミングフロア(いわゆる平場)であれば入場料金などは一切不要だ。実際にプレイする、しないに関わらず、見学のみでの出入りも自由だ。VIPクラブなど会員専用エリアは入場の際に会員証の提示が必要となる。

■年齢制限
カジノへ入場可能な下限年齢は21歳と法律で定められている。入場の際に一人ずつ年齢チェックをしているわけではないが、あきらかに容姿が若く見える場合など、係員から年齢確認できる写真入り身分証の提示を求められることがある。公的に通用する身分証として、パスポートの現物(コピーは不可)を必ず携行しておく。なお、21歳未満のカジノ入場が発覚した場合、カジノ運営企業と該当者本人の両者に対して罰則が適用され、発覚までの間の賭け金とリターンは全額没収される。

■ドレスコード
ドレスコードに関しては比較的緩やかだ。ジーパンにTシャツといったラフな格好でも入場できるが、ビーチサンダルは不可。不正防止の意味で、顔を覆うサングラスや帽子などの着用も不可となっている。カジノ内は冷房が効きすぎている場合も多いので、防寒対策もお忘れなく。

■手荷物制限
スーツケースや大きなショッピングバックを持っている場合、クロークへ預け入れるよう求められる場合もある。食品の持ち込みも禁止されているので、マカオ名物のエッグタルトやアーモンドクッキーの土産袋を持っている場合も同様。クロークはカジノ入口の近くにあり、無料で荷物を預かってくれる。荷物を預ける際は貴重品を必ず身につけておくようにしよう。また、荷物を預ける際に受け取るタグは受け取り時に必要なのでなくさないようにしておく。

■泥酔
カジノ入口で明らかに泥酔していると判断された場合、入場を断れることもある。勝負の前の景気づけもよいが、量はほどほどに。

カジノフロア内で

■通貨
マカオの法定通貨はマカオパタカだが、カジノでは香港ドルが主に用いられる。マカオパタカ、外貨から香港ドルへの両替はカジノ内にある両替所で対応可。カジノフロアには多数のATMも設置されており、国際キャッシュカードやクレジットカードのキャッシングサービスを利用して直接香港ドルを引き出すこともできる。キャッシングサービスを利用する場合、事前に海外キャッシングの申し込みを済ませた上、暗証番号の確認とATMの利用方法のチェックをしておくとスムーズ。

■ゲーミングチップ
ゲーミングテーブルでプレイする際、現金ではなくゲーミングチップ(漢字で「籌碼」と表記、発音は「チャウマァ」)が用いられる。現金からゲーミングチップへの交換は、ゲーミングテーブルまたはカジノ内のチップ交換カウンターで行う。ゲーミングテーブルの場合、現金をテーブルの上に置くと、ディーラーが紙幣判別機で真贋をチェックした後、チップと交換してくれる。チップ交換カウンターの場合、現金のほかクレジットカードも利用できる。なお、ゲーミングチップは大きく分けて2種類あり、それぞれキャッシュチップ、ノンネゴチップと呼ばれる。キャッシュチップはその名の通り、現金と等価交換が可能。それに対してノンネゴチップは現金との交換ができない。通常、カジノのマスゲーミングフロア(平場)のチップ交換所で現金と交換するチップは前者となり、後者はジャンケット業者を通じてVIPカジノを利用する際などのフロントマネーと交換される。キャッシュチップはチップ交換所で自由に現金と再交換できるが、ノンネゴチップは賭けることしかできない。つまり、一方通行のチップだ。ノンネゴチップを使ってゲームに勝つと、配当はキャッシュチップで受け取ることができる。こうしたチップを回転させていくことから、ノンネゴチップはローリングとも呼ばれる。なお、ゲーミングチップはそれぞれのカジノによってオリジナルのものを使っているため、一部の系列施設を除いて、別の施設で相互利用することはできない。なお、スロットマシンや機械式カジノではゲーミングチップを用いず、直接マシンに紙幣を投入してプレイする。配当を得た際、金額情報の入った二次元バーコード入りの「キャッシュバウチャー」が発行されるので、スロットコーナーの近くに配置されている現金交換機またはチップ交換所で現金化する。キャッシュバウチャーは有効期限が設定されているので要注意。

■最低/最高賭け金
ゲーミングテーブルでは、テーブルごとに最低賭け金(ミニマムベット)と最高賭け金(マキシムベット)が定められており、その範囲内の金額でしかプレイできない。また、同じテーブル内でも賭け方によって最低/最高賭け金が違う場合もある。こういった情報はテーブル脇のモニタに明示されているので、プレイする前に確認しておこう。機械式カジノもほぼ同様。スロット機ではマシンにより1単位あたりの賭け金が異なっており、金額はディスプレイ上に分かりやすく明示されている。

■写真・ビデオ撮影・携帯電話
華やかなカジノに来るとつい記念撮影をしたくなってしまうが、カジノ内での写真及びビデオ撮影は法律で禁止されている。カジノ内には多数の警備員と監視カメラが配置されており、撮影している場合はすぐにスタッフが駆けつけ制止され、画像の消去を求められる。カジノフロア内での携帯電話の通話は可能だが、不正防止の観点から使用を控えるよう指示される場合もあるので注意したい。

■身分証
マカオでは合法的にマカオへ入境、滞在していることを証明できる顔写真入りの公的身分証(外国人の場合はパスポートと入境時に発行される入境申報表)の常時携行が法律で義務付けられている。入場時の年齢確認だけでなく、例えば高額ジャックポットを得るなどの幸運に巡り合った際にも、本人確認のため身分証の提示を求められるだろう。もし、そんな時に身分証を携行していなかったら、最悪の場合は無効となる可能性もあるので、カジノを訪れる際はもちろん、滞在中は必ずパスポートを携行しよう。

■メンバーシップ制度
マカオのカジノ業界も競合の世界。多くのカジノが顧客の囲い込みのためメンバーシップ制度を設けており、航空会社のマイレージ制度と似たポイントカードを発行している。基本的に入会金、年会費などは一切無料だ。テーブルゲームでプレイする際は、テーブルの上にカードを置くとディーラーが対応、スロット機やカジノマシンではカード挿入口に差し込む。掛け金に応じてポイントが貯まる仕組みで、一定のポイントに達するとレストランクーポンやフェリーチケットといった特典と交換できる。また、ポイント数に応じて会員ランクが上がれば、無料提供されるサービスの範囲も広がる。プレイしない場合でも、カジノホテル内の飲食施設で割引優待を受けられることもある。例えば、シティ・オブ・ドリームズのカジノメンバーになると、人気のショー「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」の鑑賞チケットをカードの提示で割引購入することができる。カジノでプレイしない人でも、優待のメリットを享受するため入会するのもいいだろう。メンバーシップカードの入会はカジノフロア内にある専用カウンターで受け付けており、パスポートを提示すれば手続きをしてくれる。プレイ中にカジノのスタッフから勧誘を受けることもある。

■無料ドリンクサービス
カジノテーブル脇やラックに置かれたペットボトルの水は無料だ。カジノ内で飲むことも、持ち帰ることもできる。ゲーミングテーブルでじっくりとプレイする際には、座席に着いたままドリンクのオーダーができる。近くにサービススタッフがいる場合は直接声を掛けてオーダーし、見当たらない場合はディーラーに頼んで呼んでもらおう。無料のドリンクの種類はカジノにより異なるが、ソフトドリンク、シャンパンなど。ミニマムベット金額が高額に設定されたハイリミットエリアでは、フルーツや軽食がオーダー出きる場合もある。スロットマシンの場合は近くを通りがかったスタッフに訪ねるのが一般的。無料ドリンクサービスは実際にプレイしている客が対象。なお、マカオの場合、スタッフへのチップは不要。また、外部からの飲食物の持ち込みは不可。

■喫煙
2013年1月1日からマカオのカジノ分煙化がスタートしている。禁煙エリアでの喫煙は罰則の対象となり、喫煙は指定された喫煙ゾーン内でのみ可能となっている。

■トラブル(スリ・置き引き)
カジノフロアで気を付けたいのがスリや置き引きだ。プレイに熱中するあまり、ついポケットやバックなどへの注意が疎かになる。テーブルにつく際、カバンは隣の椅子の上に置いたりせず、膝の上に置くなどして身体に密着させておく。貴重品の入ったジャケットを椅子の背もたれに掛けるのも危険。多額の現金やゲーミングチップを持ち歩く機会も多いため、必要以上に注意するに越したことはない。

■トラブル(偽札・偽チップ)
カジノフロアを歩いていると、「良いレートで両替する」などと声を掛けられることがある。偽札や偽チップと交換されてしまう恐れがあるため、こういった誘いに乗ってはいけない。もし、そういった輩から手にした偽札や偽チップを知らずに使用してしまった場合でも、知らなかったでは済まされず、大きなトラブルとなることを肝に命じておきたい。両替やチップの交換は必ずカジノ公式の窓口で行うこと。

■トラブル(野次馬)
プレイ中に隣の席や背後から見ず知らずの野次馬があれこれ賭け方を指図してくることがある。もし、結果が勝ちだった場合、分け前をよこせと言ってくる図々しい輩もいる。中国語がわからないふりをして無視するのがベストだが、どうしてもしつこく、気が散って勝負に集中できない場合は別のテーブルに移動するのが無難だろう。
「小」の範囲に入ると思いきや、ぞろ目の場合は合計数に関係なくディーラーの総取りとなるので要注意。ぞろ目全般、特定のぞろ目、奇数、偶数を当てるなど、賭け方のバリエーションも豊富にある。