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カジノ無料シャトルバス徹底活用術

節約と効率化を両立できるマカオ独自の無料シャトルバスサービスを上手に使って快適に移動しよう!

Wi-Fiも利用できるギャラクシーマカオの無料シャトルバス© Galaxy Entertainment Group

| 第3の公共交通機関としてのポジション

主要出入境ポイントへ向かうMGMマカオのシャトルバス乗り場

主要出入境ポイントへ向かうMGMマカオのシャトルバス乗り場

マカオの公共交通機関として一般的に知られているのが路線バスとタクシーだ。路線バスはマカオ全土に網の目のような路線
ネットワークを持ち、運賃も格安というのが魅力だ。しかし、ルートが直線的ではなく複雑で慣れるまでがけっこうたいへん。停留所の数も多く、ピーク時には大混雑でなかなか乗れないこともあるというのがネック。タクシーは好景気を反映して空車を見つけるのが困難な状況にあり、タクシー乗り場も長蛇の列となることも珍しくない状況。そんな中、第3の公共交通機関ともいえるポジションにあるのが、カジノリゾートホテルが運行するシャトルバスサービスだ。フェリーターミナルや空港といったマカオの出入境ポイントと、自社施設の間をノンストップで結ぶもので、運賃も無料、最近ではマカオ市街中心部との間を結ぶルートの開設も相次ぐなど利便性も高まっている。ここでは、マカオならではの移動の足として定着しているカジノリゾートホテルの無料シャトルバスサービスの上手な活用法を紹介していく。

|カジノの街マカオで発展した独自サービス

マカオに無料シャトルバス文化を持ち込んだサンズマカオのシャトルバス

マカオに無料シャトルバス文化を持ち込んだサンズマカオのシャトルバス

マカオの街を歩いていると、派手なカラーリングでカジノリゾートのロゴが付いた大型バスやマイクロバスが数多く走っているのを見かけるだろう。それらがいわゆるカジノリゾートの無料シャトルバスだ。今ではすっかり定着している感のあるサービスだが、実はその歴史は新しく、2005年にマカオ初のラスベガス型カジノホテルとして華々しく開業したサンズマカオが本格導入したものといわれている。導入の理由は、マカオへ到着したばかりの潜在顧客を自社施設に囲い込むためだ。以後、既存施設から新規オープンの施設まで、競い合うように無料シャトルバスの充実に力を注ぐようになっている。ちなみに、マカオではフォーチュン(幸運)を意味する中国語で發財車(ファッチョイチェ)または發財巴士(ファッチョイバーシー)という愛称で呼ばれている。なお、案内板などでは「穿梭巴士」と表記されるのが一般的。こういったサービスはカジノの都、ラスベガスでもほとんど導入事例がなく、マカオ独自で発展したもの。ちなみに、マカオ政府交通事務局が2013年12月に発表した統計によると、19のカジノ、ホテルが無料シャトルバスを運行しており、車輌数は約500台、路線数は71ルートに上るという。

| カジノ無料シャトルバスが便利な理由はこれ

最初に述べたように、マカオの2大公共交通機関である路線バスやタクシーは使い勝手がよくない状況だ。中には「私はカジノに興味がないから縁がない」と思っている読者もいらっしゃるだろう。無料シャトルバスを利用したからといって、別にカジノの利用を強制されることは一切ないのでご安心を。カジノリゾートホテルはカジノ以外にもショップ、レストラン、スパ、コンベンション施設といったノンゲーミングから成る複合施設のため、幅広い層の顧客を自社施設へ誘致するための輸送手段としてサービスを展開しているのだ。実はマカオの地元の人たちもルートをしっかり把握して上手に使いこなしている。カジノリゾートの無料シャトルバスを利用するメリットをピックアップしよう。

Pick-Up!:運賃が無料

シティオブドリームズの無料シャトルバス車内イメージ

シティオブドリームズの無料シャトルバス車内イメージ

何はともあれ無料で利用できるのは嬉しい。現地通貨への両替や小銭を用意する手間も省ける。

Pick-Up!:ノンストップで目的地へ到達

路線バスなら事前に乗降するバス停を調べたり、タクシーならドライバーに行き先を伝える必要があるが、慣れない旅先では土地勘もなく、コミュニケーションに苦労することもあるだろう。カジノシャトルバスは目的地が最初から決まっているので、その点も安心。途中の停留所もなく、ダイレクトで目的地に向かうため、時間の効率も良い。

Pick-Up!:並べば乗れる、座席定員制で必ず座れる

お得なクーポンやチラシを車内で配布することも© Galaxy Entertainment Group

お得なクーポンやチラシを車内で配布することも© Galaxy Entertainment Group

カジノリゾートシャトルバスは定員制で、全員が着席してゆっくりと目的地に向かうことができる。バスの種類はマイクロバスと大型バスなど施設やルートにより異なるが、比較的立派なものが多い。バス乗り場は行き先別にしっかりと列を作って順番に乗り込むシステム。自分の番が車で並んでいれば必ず乗れるのも安心だろう。中国本土の旅客が多い關閘ルートは長蛇の列になることもあるが、それ以外のルートはそう混雑しないことが多い。

Pick-Up!:クーポンがもらえることも

カジノリゾートに向かうルートのバスを利用する際、乗車時や降車時に施設内でのレストランやショップで利用できる割引クー
ポン券などを配布することもある。カジノメンバーシップの入会キャンペーンのチラシで、当日新規会員になるとスロットマシンの現金ポイントをもらえるといった特典を提供することもしばしば。その他、携帯電話の画面クリーナーなどのロゴ入りグッズをもらえることもある。

|カジノ無料シャトルバス利用時の注意点

いいことずくめのカジノ無料シャトルバスではあるが、事前に知っておきたい注意事項もあるのでまとめておきたい。

!:年齢制限

行き先、運行時間、運行頻度などの情報を乗り場の案内板でチェック

行き先、運行時間、運行頻度などの情報を乗り場の案内板でチェック

マカオではカジノへの入場下限年齢が満21歳以上となっている。一部のカジノが運行するシャトルバスでは、利用を満21歳以上に限るところもある。傾向としては大型複合リゾート施設の運行するシャトルバスは特に年齢制限なし、中小のカジノが運行するバスは21歳以上としている場合が多い。

!:カジノ発はチケットが必要な場合も

カジノへ向かう便は誰でもウェルカム、カジノから出発する便はカジノ利用客に限るという制限を設けているカジノホテルもある。また、ホテルが運行するシャトルバスの場合は、宿泊者のみに利用を限定し、ホテルバウチャーやルームキーの提示を求められることもある。傾向としては中小規模のカジノ、ホテルでそういったことが多く、大型複合施設は特にそういった措置を講じていない。

!:荷物(スーツケース)

大きな荷物やトランクを持参している場合、一部のカジノのシャトルバスではトランクルームがないという理由で乗車を断られることがある。概して中小規模のカジノのシャトルバスでそういった対応が見受けられる。大型複合施設や、中小規模のホテルについては問題ない。

!:運行本数(頻度)、時間

無料シャトルバスの運行本数(頻度)、時間は施設によりまちまちだ。一般的に大型複合施設のサービスが充実しており、ルート別ではマカオ半島北部の關閘(ボーダーゲート)、マカオ半島の外港フェリーターミナル、タイパ島のタイパフェリーターミナルのルートでは本数が多い。混雑する週末や連休期間中などは増便対応も行っている。深夜~早朝の時間帯は基本的にサービスがストップするが、コタイ地区の大型複合施設がタイパフェリーターミナルとの間を往復する便を少し運行する。

!:サービスの調整

カジノリゾートの無料シャトルバスは、あくまでも施設側が顧客サービスの一環として運営しているため、運行ルートの新設や廃止、乗り場の変更などは自由裁量だ。例えば、つい最近までタイパ島のタイパヴィレッジとの間に複数の無料シャトルバスサービスがあり、観光客にも好評だったが、2014年9月現在はゼロになってしまった。利用に際しては最新の情報を元に計画を立てたい。

| 押さえておきたい大型複合リゾートの無料シャトルバス

無料シャトルバスサービスを展開する施設は多いが、使い勝手のよさが光るのは大型複合施設のサービスだ。ここでは、無料シャトルバスサービスが充実している施設をピックアップしてご紹介。

コタイ①:ヴェネチアンマカオ

リゾート西口に大型バスターミナルを備える。ルートの充実度、運行本数の多さで群を抜く。珍しいところではマカオ半島の内港フェリーターミナル(粤通碼頭)ルートがあり、マカオ半島の旧市街エリアの散策に出かける際には便利。タイパフェリーターミナルとの間では深夜・早朝便の運行も行う。車体カラーは濃いブルー。乗車券不要、全年齢可、スーツケース可。

※運行時間や頻度の詳細は公式ウェブサイトを参照
http://www.venetianmacao.com/files/venetian-shuttle-bus-service.pdf

コタイ②:サンズコタイセントラル

メジャーなルートを中心に運行。車体カラーは薄いグリーンで、ドリームワークスのアニメキャラクターがデザインされたものもある。タイパフェリーターミナルとの間で本数は限られるが終夜運行も行っている。乗車券不要、全年齢可、スーツケース可。

※運行時間や頻度の詳細は公式ウェブサイトを参照
http://www.sandscotaicentral.com/assets/Schedules_of_SCC_Shuttle_Bus_Services.pdf

コタイ③:シティオブドリームズ

「ラッキーエクスプレス」の愛称で無料シャトルバスを展開。メジャーなルートに加え、マカオ半島の繁華街にあるホテルシントラ前、人気観光地のマカオタワーとの間を結ぶルートを運行するのが魅力的。運行本数も比較的多く使い勝手が良い。車体カラーは濃紺またはシルバー。乗車券不要、全年齢可、スーツケース可。

※運行時間や頻度の詳細は公式ウェブサイトを参照
http://www.cityofdreamsmacau.com/lucky-express

コタイ④:ギャラクシーマカオ

「ギャラクシーエクスプレス」の愛称で無料シャトルバスサービスを展開。コタイ地区のリゾートとの間を結ぶ路線を除くルートで車内無料Wi-Fi接続サービスを提供しているのが特徴といえる。メジャーなルート以外では系列のスターワールドホテル行きがマカオ半島新口岸エリアのビジネス街やカジノ密集エリアへのアクセスの際に便利、繁華街とマカオ歴史的市街地区に近い新馬路(マカオ国際銀行ビル前)とのルートも人気。車体カラーはアイボリー。乗車券不要、全年齢可、スーツケース可。

※運行時間や頻度の詳細は公式ウェブサイトを参照
http://www.galaxymacau.com/en/getting-here

マカオ半島①:サンズマカオ

マカオに無料シャトルバス文化を持ち込んだレジェンド的存在。ルートはメジャーな出入境ポイントやグループ施設との間を結ぶものが中心。車体カラーはゴールド。乗車券不要、全年齢可、スーツケース可。

※運行時間や頻度の詳細は公式ウェブサイトを参照
http://www.sandsmacao.com/assets/sands-macau-shuttle-bus-schedule.pdf

マカオ半島②:ウィンマカオ

メジャーなルートを中心に運行する。車体カラーは赤。乗車券不要、全年齢可、スーツケース可。

※運行時間や頻度の詳細は公式ウェブサイトを参照
http://www.wynnmacau.com/en/AboutUs/Directions.html

マカオ半島③:MGMマカオ

メジャーなルートを中心に運行する。空港ルートなし。車体カラーはオレンジで、ライオンのマークが目印。乗車券不要、全年齢可、スーツケース可。

※運行時間や頻度の詳細は公式ウェブサイトを参照
http://www.mgmmacau.com/services#transportation

マカオ半島④:グランドリスボア

カジノシャトルバスとホテルシャトルバスの2タイプある。カジノシャトルバスの車体カラーはグリーンで、カジノ利用者をターゲットとしていることから、利用は満21歳以上のみ、スーツケースの持ち込み不可となる。また、グランドリスボアへ向かうルートで
は乗車券不要だが、グランドリスボアを出発する便を利用する際には乗車券が必要となる。乗車券はカジノでプレイしている途中にスタッフに声を掛け、行き先を伝えて手配してもらう。ホテルシャトルバスは赤い大型バンで、グランドリスボアまたはホテルリスボアの宿泊客のみが利用できる。こちらは全年齢OKで、スーツケースも乗せることができる。グランドリスボアからセナド広場は徒歩圏内とあり、ここ拠点に世界遺産めぐりに出かけるという策もある。

※運行時間や頻度の詳細は公式ウェブサイトを参照
http://www.grandlisboa.com/en/transportation_location/index.html

マカオ半島⑤:スターワールド

メジャーなルートを中心に運行。ホテルそのものがマカオ半島新口岸エリアのビジネス街やカジノ密集エリアの中心にあるため、一旦スターワールドを目指して近隣へ移動する、ここからギャラクシーマカオ行きに乗ってコタイ地区やギャラクシーマカオから徒歩圏内にあるタイパヴィレッジに向かうという策が使える。車体カラーはイエロー。乗車券不要、全年齢可、スーツケース可。

※運行時間や頻度の詳細は公式ウェブサイトを参照
http://www.starworldmacau.com/en/locateus

|利用方法、乗り場案内

ここまでカジノ無料バスの仕組みやメリットなどを紹介してきた。いざマカオを訪れた際に、どこからどうやって利用するか、乗り
場や乗り方の案内をまとめておきたい。

★カジノリゾート行き

リゾートへ向かうシャトルバスを利用する場合、目指す行き先のバスを見つけ、そのまま乗り込めば良い。スーツケースをトランクに入れたい場合は係員に声を掛ける。英語が通じない場合もあるが、身振り手振りで大丈夫。トランクに荷物を入れた場合、下車する際に運転手に声を掛けてトランクを開けてもらうのを忘れずに。メジャーなシャトルバス乗り場は下記の通り。

①マカオ(外港)フェリーターミナル
ターミナルビルの到着フロアを出て正面にある地下道を通って、通りの反対側にあるバスターミナルを目指す。リゾートごとにバス停が指定されているので、目指す施設の乗り場を案内板でチェックする。

②タイパフェリーターミナル
ターミナルビルの到着口から外を出て、横断歩道を2つ渡ったところに乗り場がある。各リゾートが競い合うように目立つブースや幟を立てているので、目指す施設のものを見つけよう。

③マカオ国際空港
到着口を出たら、右側に向かって進んだ先の出口から外に出たところに乗り場がある。空港ルートを運行するリゾートは数が少ないので、目指す施設のバスは比較的見つけやすい。

④關閘(ボーダーゲート)
乗り場が二箇所ある。1つはイミグレーションビルを出てすぐ左にある乗り場、もう1つはイミグレーションビルを出てずっと直進し、広場を出た先を右折し、さらにその先の歩道橋を超えたところ(徒歩約8分)にある。前者を「旅遊巴士站」、後者を「賭場及酒店穿梭巴士站」などと表記して区別する。圧倒的に前者の方が便利な位置にあるため、關閘からシャトルバスを利用する際は「旅遊巴士站」から出発するバスを利用するに限る。

★カジノリゾート発

バス乗り場の案内に沿って乗り場へ向かう。ヴェネチアンマカオ、ギャラクシーマカオ、シティオブドリームズなどコタイ地区の大型施設はきちっと屋根の付いたバスターミナルが整備されていて分かりやすい。MGMマカオやウィンマカオは一旦施設の外に出て乗り場へ向かう必要がある。グランドリスボアのように、カジノから出発する便の利用の際に乗車券が必要になる施設
もあるので、あらかじめ入手してからバス乗り場に向かう。

節約と移動の効率化を両立できるマカオ独自の無料シャトルバスサービスを上手に使って快適なマカオ滞在を楽しもう。

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